無人航空機操縦技能証明証について [越後屋ドローンスクール(ECHIGOYA DRONE SCHOOL)]

2024/02/01

無人航空機操縦技能証明証について

無人航空機操縦者技能証明とは、2022年12月５日より開始された無人航空機（ドローン・ラジコン機等）を飛行させるのに必要な技能・知識および能力を有することを証明する資格制度です。
いわゆる「ドローン免許」と呼ばれるものにあたり、資格区分は一等・二等です。

※「特定飛行」「飛行カテゴリー」などについての解説は「ドローンの飛行区分について」をご覧ください。

出典：「一般財団法人日本海事協会」無人航空機操縦士試験全体の流れ

(※01) 登録講習機関の講習を受講される場合の流れは一例です。試験申込システムでの利用者登録、学科試験及び身体検査は登録講習機関での講習に通う前に実施することも可能です。
(※02) DIPSとは、国土交通省が運営管理する「ドローン情報基盤システム」のことです。

無人航空機操縦者技能証明取得にかかる費用は、登録講習機関の受講料の他「学科試験」「身体検査」などの試験費用や技能証明の交付申請費用が掛かります。

学科試験は、一等学科試験及び二等学科試験の２種類があります。一等と二等との区分以外には、機体の種類や限定の内容に関わらず共通の試験となります。

種別	試験内容	手数料
一等学科試験	70問(75分)／正答率90％以上	9,900円(税込)
二等学科試験	50問(30分)／正答率80％以上	8,800円(税込)

他、学科試験は、CBT(Computer Based Testing)方式により実施されます。(※CBTとは、コンピュータを利用して実施する試験のことを指します。)
出題問題サンプルなど、試験の詳しい情報は、ClassNK公式ホームページをご覧ください。

実地試験は、機体の種類（回転翼航空機（マルチローター）、回転翼航空機（ヘリコプター）、飛行機）及び限定の内容（夜間飛行、目視外飛行、最大離陸重量25kg以上）ごとに試験を実施します。

一等、二等ともに登録講習機関による講習の受講及び修了審査の合格をもって、指定試験機関での実地試験は免除できます。免除の場合には、登録講習機関発行の修了証明書を指定試験機関へ提出する必要がありますので、必ず修了証をご持参ください。

また、以下は、越後屋ドローンスクールを受講した場合に受けられる実地試験免除内容になります。

機体の種類	等級	試験の種類	手数料
回転翼航空機 (マルチローター)	一等	基本(昼間飛行・目視内飛行・25kg未満)^(※01)	22,200円(税込)
	一等	限定変更^(※02)	20,800円(税込)
	二等	基本(昼間飛行・目視内飛行・25kg未満)^(※01)	20,400円(税込)
	二等	限定変更^(※02)	19,800円(税込)

(※01) 基本とは、昼間(日の出から日の入りまでの間)に目視内(目で見える範囲)にて、最大離陸重量25kg未満の機体を飛行させるために必要な技能を測る実地試験です。
(※02) 限定変更とは、「夜間飛行」「目視外飛行」「最大離陸重量25kg以上」のいずれかの限定を解除するために必要な試験です。いずれかの飛行を実施する方は各実地試験が必要となります。

身体検査では、視力、色覚、聴力、運動能力等について身体基準を満たしているかの確認を行います。
身体基準の詳しい内容については、、ClassNK公式ホームページをご覧ください。

身体検査の方法は、以下のいずれかになります。

有効な公的証明書の提出

以下の書類の内ひとつをご提出ください。（※医師の診断書ご提出の場合はいずれも不要です。）

医療機関の診断書の提出(一等25Kg未満限定及び二等)

以下、指定様式「無人航空機操縦者身体検査証明書」を用いて医師に記載してもらいます。

指定試験機関の身体検査受検

以下の方法で受検が可能です。

種別	手数料
書類での受検	5,200円(税込)
会場での受検	19,900円(税込)

技能証明の交付申請にかかる費用は、以下の通りとなります。詳しくは、国土交通省公式ホームページをご確認ください。

新規申請	種別	手数料
技能証明書申請費用	一等/二等	3,000円(税込)
登録免許税	一等のみ	3,000円(税込)